ヴオン・ディン・フエ氏は、両国が外交関係樹立20周年を祝い、太平洋戦略海洋経済連携協定（TPP）交渉が最終段階にある中で、マイケル・フロマン氏の訪問と仕事に喜びを表明した。

TPP交渉プログラムについて、ヴオン・ディン・フエ氏は、ベトナムと加盟国は貿易権利促進法案（TPA）が上院と米国下院で検討されていることを歓迎し、この法案が早急に採択され、バラク・オバマ大統領の交渉担当者に権限が与えられることを期待していると述べた。

ヴオン・ディン・フエ氏はまた、米国政府のTPP交渉を主導したフロマン通商代表の役割を高く評価し、通商代表大使が米国とベトナム、そしてTPPパートナー国間の交渉プロセスを加速させ、交渉を早期に締結し、TPPが加盟国の利益を確保した高水準で公平な自由貿易協定となるという目標を達成できることを期待していると述べた。

ベトナム中央経済委員会委員長は、TPP交渉は両国の経済関係に重要な意味を持つと評価し、ベトナムは地域の他の国々との経済格差を縮小するために最大限の努力をすると述べた。同時に、米国はベトナムの核心的利益、特に繊維、履物、農産物の市場アクセスに十分配慮し、ベトナムの市場経済を早期に認識すべきである。

2014年農業法の施行後、中央経済委員会委員長は、米国が準備したナマズ監視プログラムについて懸念を表明し、米国大使と通商代表部が米国に輸入ナマズ監視プログラムを廃止するよう求める措置を講じるよう提案した。

会談でマイケル・フロマン氏は、これまでのTPP交渉の努力と成果を評価し、2015年に交渉を早期に終結させるという米国と加盟国の決意を表明した。

大使は、ベトナムへの望ましくない影響を防ぐため、米国農務省と連携して努力することを約束した。

出典：chinhphu.vn